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働き方革命

あまりテレビは見ないけど

カンブリア宮殿・ガイヤの夜明け・がっちりマンデーは録画して

仕事が終わった後、トレッドミルに乗りながら見ています

昨日は昨年末に放送したカンブリアを、興奮しながら見てました

 

大きな会社の社長は、管理と仕組み作りが仕事なのはわかるけど

我々のような従業員が5人前後までの小さな会社の社長は

半分の労働と半分の仕組み作り

そして毎週カンブリアを見る事が仕事でいいんじゃないかと思った(笑)

そのくらい昨日もインスパイアされた(単純)

 

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働き方の是非は、昨今特に問われるようになりました

↑左の人物 SCSK相談役の中井戸さんは

長時間残業が当たり前だったIT業界において、働き方革命を起こした人物

残業を減らした人に残業代を払うなどの政策で

従業員の仕事に対する概念を変えました

 

この人自身が、会社員努め時代残業や接待に否定的だったという

多くのサラリーマンとの根本的な違いがありますが

だからと言って

『残業当たり前』『仕事が終わらなければ会社に泊まる』

『我々が身を粉にしてるから会社が回ってる』と思っている従業員の意識を変える事は容易ではないです

提唱しているのは≪従業員ファースト≫

 

実際私もサラリーマン時代会社に泊まった事もありますし

決算期はひと月休み“0”もザラでした

そもそも仕事ってそういうものだと思っていたし

公社に勤めていた父親に働き方の是非を問われても

いや民間なんだから当然でしょ、って返答してました

今振り返ると、当時の支社長が≪従業員ファースト≫だったかと言うと

“NO”

≪カスタマーファースト≫だったかと言うと

“NO”

あるべき姿ではなかったんですね

 

 

怖くて言えなかったけど今なら言える(笑)

私は従業員ファーストを目指してます

CSを考えない訳ではない

今まで通り大切にしますが

≪カスタマーファースト≫と完全な両立は無理な事は分かってて言ってます

 

目指すところは変わらないけど

たどる道が変わったと思って、見守ってください(^_^;)

 

転落事故での訴訟

トリミング作業中にチワワが台から落ちて亡くなったそうですね

 

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不安定な体性のまま落下してしまい、頭部を強打したのでしょう

小型犬が自分で飛び降りていたら、足の骨折は予想できますが

死ぬことは極稀だと思います

どんない注意をしていても、落ちて死んでしまって裁判になったら

お店側の過失は免れないです

 

でもこの裁判

飼い主様からとてみたら、340万円を請求してもその通り過失として

認められない事は、弁護士を通しても分かっていたはずです

日本の法律では犬は“物”として扱われますから

裁判費用を考えると飼い主様に金銭的なメリットはないはずです

 

どうしてかと考えると

サロンがどうしても許せなかったのだと思います

サロン側からすると、飼い主様にどうしても許してもらえなかった訳です

 

確かに首にフックは付けているのもも、トリミング台に犬を載せたまま

スタッフが部屋から出て接客しているサロンも

そもそも首にフックをしないサロンもあります

お店や個人でやり方は様々ですから、何が正しいかは一概には言えませんが

事故は当然な事、ヒヤリも無い事が一番だと思います

 

近所のサロンは飼い主様に対して、毎回ワクチンの証明書の提示を求めます

毎回??って思いますけど毎回だそうです

忘れるとキャンセルだそうです

毎回同意書を書かないと、受け付けてくれないサロンもあるそうです

 

その作業をすればサロンのリスクは減ります

少なくとも裁判にはなりません

 

隣町の動物病院は 手術の際の同意書は無いそうです

事故は起こらないという経験則からくる発想だと思いますし

きっちりと仕事をしてるから、万が一の事があったら

誠心誠意ご納得のいくまで飼い主様と話あう獣医師さんだと思います

 

組織が大きくなると、なかなかそういう訳にもいかないと思いますが

ドッグダイヤモンドは後者に近い気持ちで仕事をしています

 

 

余談ですが、トリミングサロンの床にタイルは駄目です

テナントを借りた場合は、スケルトンの状態で打ちっぱなしの物件も多いでしょう

出来れば、床を組んで合板を貼って、柔らかいCFで仕上げをしてください

お店を建てる場合も同様

お店なのでアプローチの段差はない方が好ましいですが

設計したFL(フロアライン)よりも低い位置に床を組んでください

土間+タイルは転落した時のダメージが多きすぎます

もちろんホテルの床も同様。ホテルは木+絨毯が理想です

誇張はバレます

全国に2万件位トリミングサロンがあるそうですが

その中でホームページを持ってるサロンは半数に満たないです(自分の持つデータでは)

 

どんなにお客様から信頼されているサロンでも

新規獲得の件数に関して口コミがネット情報を上回る事は正直考えられない

でもホームページ作らないんですよね

長く続けようと思ったら。従業員のお給料を増やそうと思ったら

ホームページは作った方が良いとは思います

 

例えばコンサルが入って、同じ業界のホームページ制作を数多くこなしている

制作会社が作った場合

本来の実力を大きく上回る形で情報発信している事もあります

 

自らが発信している情報に追いつくために努力しているのだろうから

駄目だとは言いづらい部分もありますけど

実際行ってみた方の多くが、満足していないようなら考えないといけません

 

余談ですが

動物病院で〇〇科って書くところありますよね

凄く気になります

〇〇の治療が得意、ではなく〇〇科があると書く以上

〇〇の専門医が常駐していると利用者は思います

書くとどうなるか・・・

それなりの患者さんが訪れます

他院で治らなかった犬達が来るんです

自分でハードルを上げるから、大学病院への紹介もしづらいでしょう

仮にも専門医と表記しているに等しいのですから

本当は特別専門でなかったり自信がないなら

そんな表記ホント止めたほうがいい

治らなかった時、先天的だとかしか言い訳が出来なくなるから

余談じゃなくて愚痴だったわ・・・

 

 

トリマーがいなくなる日④

中学生の職場体験の問い合わせを受けた事が何度かありますが

実際に受け入れたのは、お客様から直接我が家の娘を是非とお願いされた時一度だけで

何度かの学校からのご依頼はお断りしていました

 

まずお客様の家族である愛犬の命を預かっているという意識が先立ち、何も体験してもらえない

(実際にしてもらえる作業が少ない)という思いがありました

もう一つ、そもそもその職業体験制度自体どうなのかと

具体的に言うと、真剣に将来を考えている子供ももちろんいますが、みんながみんな『将来なりたい職業』を真剣に考えている訳ではないです

自分や周りもそうでした

実際スーパーや大きな商業施設で、やる気なく喋りながら遊びながら課外授業をこなしている中学生を見ます

そういうの嫌なんですよね

 

まぁ考え方が変わってますよね・・私

近所の小学校でのヤギの飼育にもクレームつけたくらいだから(^_^;)

※適当に掃除をして、ほうきでヤギを虐めている子供を見て

 

『やる気のないヤツに世話させないでよ!

可愛がってあげられる、お世話をしたい子だけにさせてあげればいじゃない

そういう子がいないなら先生がお世話してあげるところを子供に見せてよ』

そんなクレームつけられても困るでしょうけどね・・・

 

 

子供トリミング体験.jpg

 

ある動物関係の教育機関が子供を集めて体験させている風景(勝手に載せてスイマセン)

 

将来の生徒を確保する意味でも重要ですが

こういった事をコツコツしていくことが、学校にとっても

将来のなり手を確保する為にも大切なのではないかと思いました

 

どうしてこういう事が出来るか、客観的に考えた時

自分たちの学校の在り方に自信があるのではないかと思います

 

ドッグダイヤモンドも学校からの職場体験は積極的に受け入れます(今後)

夢を壊さないまま、現実に出来る事があるとしたら

すばらしい事ですね

 

 

20170114ペットホテルの様子

2か月のイタグレちゃんが保育のお試しに来てくれました

始めてイタグレを買う方に、飼育の話をしていると

好きで飼ってる人にとっては酷な表現をしてしまいます

※あくまで個人的な見解です

 

・聡明ではない(≒少々おバカ)

・少し前の事は忘れる

・自分の能力を把握しないため骨折することが多い

・自分の都合の良いように解釈する

・大袈裟

・何について褒められているか分かってないことが多々ある

 

あえて言いますけど

私はイタグレが大好きです

 

 

領収書②

 

領収書① - コピー.JPG 

 

 美容院代、ネイル代など“おしゃれ”にかかる費用の3割を会社で負担しています

トリマーは単純に接客業というだけでなく、犬をセンス良く可愛くしないといけません

清潔感がなかったり、自分よがりでお洒落じゃないスタイルだと

お客様も心配になりますよね

そういう意識を常に持ってもらう為に考えた福利厚生なので、どんどん使ってほしい

 でもみんなお洒落だし、今年に入って領収書の総額が10万円を超えてるから

言われなくても、美容への意識は高いんだろうけどね

 

お店の名前も印字されていない、一番上の領収書

あるスタッフがパーマをかけに行ったらしいのですが

担当の美容師さんからの第一声が『髪が傷んでいるからパーマはかけられません』

だったそうです

その後のやり取りで、短く切ってほしいという要望も

『もったいない』で却下・・終了

 

もっと言いようがあるんじゃないかと

プロですから

前提として、パーマの予約をしているお客様という認識が無いでしょう

定量的にどの位痛んでいるから、どの薬剤を使ってどのようなパーマを

どのくらいの時間をかけたら、どのような仕上がりになって・・・etc

専門的な事は良くわからないですが、何の選択も許されないと、かなり凹むでしょうね

 

トリミングに関しても

絶対的にカウンセリングはきっちりと行うべきです

当然のように初回は、様々な情報を取りいれる事と、ご要望にどれだけ添えるか

お客様のもつイメージをどの精度で共有できるか

そしてどれのくらい具現化できるかが大切です

 

例えば

毛量も多く、マズルが短く凄く可愛いプードルの写真を見せ

こんな感じに仕上げてくださいとご新規様に言われる

しかしお預かりしたプードルは、サイズも大きく、マズルが長い、毛の量も少ない・・

 

出来ないかもしれないですよ

でもそんな事誰にでも言える

写真の子との、身体的な差を詳しくお伝えして

お客様がイメージしている仕上がりと、実際のギャップを埋めて

それでも任せて頂けるならお任せ頂く

写真のスタイルに近づけることはできますし、

その子に合わせた他のご提案を受けてくださるなら、別の方法で全力を尽くす

そして仕上がりを見ていただいて、納得頂けるならまた来てくれると思う

 

でもうちのスタッフはそのお店には多分二度と行かないと思うな

 

その美容師さんが25歳を超えていたら、職業として向いていないんじゃないかなー、、と思ってしまいます

 

 

領収書①

領収書②.JPG

 

丸山が休みの日にいろんなお店を回って買ってきてくれた領収書↑

 

写真ブース③ - コピー.JPG

毎月写真ブースのレイアウトを変えるために

備品を買ってきて設営してくれています

今月はバレンタインを意識したラブリーな背景のようです

 

写真ブース.JPG

 

余裕がある時には、トリミング後の写真をブースで撮って

プリントしてお客様にプレゼントしています

 

プレゼントしてと言った事は記憶にないので

自主的に行っているサービスだと思います

大変だと思いますよ

 

DSC_0524.JPG

 

そして皆マイカメラを持っています

買えと言った事はありません(お店用も一つあるから)

でも一眼やミラーレスを個々で買って撮影しています

 

意識高いと、毎回感心しています

 写真ブース②.JPG

 

リピートする理由

スタッフの子が『美容室が定着しない』って話ていました

これ!というお店や美容師さんに出会えないそうです

仮に毎回サロンジプシーしていると、リピート率は0%という事になります

 

手前味噌で申し訳ありませんが、当店のリピート率は高い方だと思います

離れていったお客様も、将来きっと戻ってきてくれると思っているので(超楽観的)

自分の中のリピート率は100%(何とでも言える・・・)

 

どうしてリピートして頂いているのか、自分では分かりません

(私を含めスタッフ全員ただただ一生懸命綺麗にしているだけなのだと思います)

 

今日≪風邪の谷のナウシカ≫をTVでやってましたね

少数派に属すると思いますが私はジブリ作品を見た事がありません

妻はナウシカを何度も見ているようで

『ここ名シーン』と何度か独り言を言ってました

 

その中のひとつ

ナウシカで画像検索するとけっこう出てくるこのシーン↓

yjimage[3].jpg

 

『この子を私にくださいな』

見ましたが

 

たしかに名シーンでした

 

 

 

 

 

DSC_0792.JPG

 

 

↑ジブリ作品のテレビ放映回数!

ナウシカ16回も放映して視聴率が取れるって凄すぎます

 

間違いなく、ほとんどの人が複数回見ています

 

いわゆるリピーターです

 

妻曰く

『ストーリー』『映像』『音楽』など全てが凄いらしいです

小さな子を持つ親の中には

子供の見せるアニメはジブリ作品のみ!という親もいるそうで

 

 

全てにおいてバランスがとれているって、やっぱり凄い事なんですね

 

DSC_1154.JPG

 

随分前に書いた記事で使ったグラフ

トリマーはトータルバランスが優れていると

お客様は離れません

ここは今まで以上に意識していきたいと

 

ナウシカを5分くらい見て思いました(もっと見ろ)

トリマーがいなくなる日③

 

猿の惑星みたいに、AIが人間にとって代わる訳じゃないし

AIがしてくれる事で、人間に時間が出来る

それ以外のさらにクリエイティブな仕事が生まれる

AIが人間の仕事をこなす事に危機感を感じる方がナンセンスですが

ただこんな表を見てしまうと将来に不安を感じてしまう人もいるでしょう

3.jpg

 

研究の結果として、上記の仕事がコンピューターに代わられる確立は90%以上だそうです

重労働だけではなく

いわゆるホワイトカラーやクリエイティブな仕事もどんどん減っていく訳です

 

たしかにピザ屋のバイトが時給1000円でピザをひたすら運ぶより

ドローンが運んだ方が、3倍速く遅延なく運べるし

イニシャルコストとオペレーターへの対価、わずかな電気代以外はコストはかかりません

 

 

 

トリマーの仕事もどんどん効率化が図られ

減っていく事は大いに予想されます

 

ジョイフルホンダに設置してある、自動シャンプーマシンを見た時はビックリしました

誰がこんなもの使うんだ?と思っていましたが意外といるんですよね

恐怖でひきつってるのに、窓の外からガンバレ~って信じられませんが

そういうレベルのコンピュータ化ではなく

もっと犬の快適性やストレスまで管理されたマシンは近い将来開発されても

なんら不思議はない

そうなるとトリマーの絶対数も減ります

 

 

留守番中の犬の相手をしてくれるロボットも開発されそうですね

一緒に遊んでくれて、吠えると適切なタイミングで叱ってくれる

食事も時間通り用意してくれて・・・etc

 

 

 

こういうレベルの話じゃなくww(かわいいけど)

 

そうなるとトレーナーさんに頼る頻度も減る訳です

 

凄い時代になってきましたが

 

新しい技術によって人間と犬、双方の負担が減る事はとても良い事です

トリマーがいなくなる日②

この春でトリミングの専門学校が4校廃校するそうです

業界にとっては衝撃的ですが

それほど生徒がいない

トリマーになりたい人が減っているのでしょう

 

もしくは生徒獲得の競争が激化して大手に人財が集中しているのかもしれません
実際JKC公認とかには魅力を感じなくなってきているし
ホームページだけ比べても、大手と個人経営では雲泥の差があります
見せる術=集客力に長けていないと、学校も生き残っていけないかもしれません

 

3.jpg

 

女子だけのデータだともっと上位にいくと思いますが

獣医師(24位)訓練士(47位)

動物に関わる仕事ってもっと人気があっても良い気がしますが

現実としてはトリマーは38位

人気があるとは到底言えないランキングです

 

これが13歳のデータですから

実際専門学校を選ぶ年代になると、さすがに現実を確認します

学校に見学に行ったり、お給料がどの位か情報を得たりね

 

働き手がいないという理由で、やむなく閉店するお店もあります

そのくらい働き手不足というのが業界の現状

トリマーが減って、飼い主様が犬を預けられないという日もくるかもしれません

 

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